行動障害を伴う療育の方法は確立されており(対症)、言語技術を伴う論理性にプログラム開発を進めている(原因)

 発達支援の療育方法は、すでに確立されており、
 いわゆる専門家は、暗黙知の技術力で、子どもたちの本来もっている能力を引き出すことに成功しているからです。



 理屈は、10枚程度の図表を理解していれば、誰でも解説できるくらいになっています。
問題は、ヘレン・ケラーを指導した、サリバン先生の言葉 "Simply Go on.'を実行できるかに尽きるんだと考えています。継続は力なり。家庭での学習を怠らないためにも、保護者と協働して、お子さん一人一人に応じた療育方法を作り上げていくことが大切です。
 


<保護者と協働で、確立された療育方法を用いて、継続性のある支援体制で支える>



 マイケル・ラターらが、ベッテルハイムのいわゆる「冷蔵庫マザー」説を押し込んだのは、「言語認知障害」説といわれるものでした。
 続いて、バロン・コーエンなどの心の理論障害説などを経ながら、
 TEACCHプログラムの創始者エリック・ショプラーによるアセスメント重視の特性の理解、構造化支援の推進、ジェネラリストモデル、親を共同治療者として位置づけるなどの具現化(米国ノースカロライナ州をモデルとして視察すれば具体的に理解できる)、
 ASDの母であるローナ・ウィングがNAS(英国自閉症協会)を強化し、アスペルガー・タイプを世に広めるなどしながら、牽引してきました。
 国内では、明治安田生命の「こころの健康財団」青山均氏によるTEACCHプログラムの紹介、
 佐々木正美先生によるTEACCHプログラムの普及、ASD全般の理解啓発、穏やかな先生は、思想的にも支えでした。早期発達支援にも寄与されたと思います。
 筑波大学の小林重雄先生によるABAは、多くの現職教授を輩出、加藤哲文氏、梅永雄二氏、園山繁樹氏、井上雅彦氏、渡部匡隆氏、肥後祥治氏、衛藤祐司氏などなど、枚挙に暇がありません。
 同じく筑波大学の前川久男先生は、敬愛する佐藤克敏氏の人柄からも分かるとおりの師匠ですが、KABCなど多くの検査を我が国に普及した偉人です。
 また、筑波大学の園山繁樹氏は、ABAを基礎としながらも、より臨床的なレベルで研究を具体化し、臨床家にとって示唆に富む論者であり、私のような臨床家には相性抜群の研究者だと考えています。

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